借金での裁判所の呼び出しを無視したことを掲載している知恵袋をまとめました。また後半には知恵袋だけでは足りないと思った、借金での裁判所の呼び出しについての解説をしています。
ポイント
- 知恵袋まとめ
- 裁判所からの呼び出しへの対処法
目次
借金での裁判所の呼び出しを無視した時の知恵袋の補足事項
- 今後のデメリットは何がありますか？
- どうしたらいいですか？
- 自己破産を考えていて、その途中です
- この場合、どうしたらいいのでしょうか…。
今後のデメリットは何がありますか？
質問
借金で訴訟され、裁判所に行かず放置していたのですが、今後のデメリットは何がありますか？
ちなみに財産はなく、最近住所も移して職場も住所も知られていない状態です。
住民票は移してません。ベストアンサー
借金訴訟の提起があったことをあなたが知っているということは、あなたの住所は判明しているということです。
今後のデメリットは何がありますか？
➡裁判所に出頭しなかったわけですから、借金額に遅延損害金を加算した額について敗訴の欠席判決を受けます。
判決があると、財産開示制度を利用して、あなたの職場が判明します。
職場が判明すると、給与が差し押さえられ、借金返済に充てられます。単に、これだけのことです。
どうしたらいいですか？
質問
自分は、借金があり
電話等、無視していたら
大阪簡易裁判所から、手紙がきてしまいました。12月21日に出頭してください。
と書いてあります。自分は東京なので、行くのが難しく行けません。
どうしたらいいですか？
教えてくださいベストアンサー
放置するのは自由です。
ただし、電話・文書を今まで無視してきているのなら、面倒な手間ひまは省いて即差押に入っても不思議はありません。
近所の金融機関やクレジットカードの引落口座、勤務先、不動産、自動車ローンなら車の差押、給与差押など、いつ押さえられるか、恐れつつ、毎日を過ごすよりは、ご自分から連絡をとることです。
支払を放置していた質問者さんに全面的に非がありますから、電話を待っていたらどのような結果を招くことか。
*********
相手方金融機関の本社が、大阪にあるとか
契約書の約款に、争議の際の裁判所は
金融機関の本社・支店と取り決められているのでしょう。*********
とりあえず答弁書にそのことを書いてください。訴訟内容について、事実を認めるか認めないか
和解を求めるのなら、これなら支払えるとか
いつなら支払えるという条件を書いてみてください。勝ち負けの判決でなく、和解の道もあります。
事前に電話やFAXのやりとりで合意に至れば
大阪に行かなくとも和解で済ませられます。ここで無視していたら、訴状は受け取りながら無視と
欠席裁判で確定判決、差押が待っています。
自己破産を考えていて、その途中です
質問
借金の返済が滞ってしまい裁判所から呼び出しのようなものが届いてしまいました。色々考え、法テラスなどを頼り、自己破産を考えています。しかし、弁護士との相談の日取りが裁判所の呼び出しの日にちに間に合わず、
とりあえず送られてきた書類の中にある、答弁書を送らなけばならないようです。
弁護士さんには電話では法律相談ができないと言われて、とりあえず出した方がいいとだけしか言ってもらえません。この場合答弁書には自己破産を考えていて、その途中です。みたいな事を書いて送っても大丈夫なんでしょうか？弁護士さんは自己破産する気があるのならば判決が出てもそー問題はないみたいな事を言ってまして。長文で、質問が下手でわかりずらいかもしれないですが、何か良いアドバイスがあればよろしくお願いします。ベストアンサー
裁判所から呼び出しなら必ず出席して、弁護士に依頼する事をお勧めします。
早めに！
この場合、どうしたらいいのでしょうか…。
質問
東京簡易裁判所より特別送達が送られてきました。
本日、帰宅をしたところ、郵便受けに不在通知が入っており、
東京簡易裁判所より特別送達との事での不在表でした。
再配達を依頼し、本日
受けとる予定です。
大体の予測は出来ているのですが、クレジットカード会社からだと思います。
パートから契約社員、正社員と転職先でキャリアを上げましたが、収入がフルタイマーで働いてたときと変わらず…支払いが滞っていたのが原因です。
退職をし実家へ戻るのですが、親や兄弟へは迷惑をかけたくないのです。
カード会社等へご迷惑をかけてしまっているのは事実なのですが、初めての事で動揺しております。
一括で支払いが出来る見込みもなく、この場合、どうしたらいいのでしょうか…。
皆様の知恵をお貸しください。ベストアンサー
裁判所でお話して下さい。
相手が認めれば分割も可能ですが、これは判決と同様の意味を持ちます。
もし、収入見込みも返済予定も無い相手からの分割要請には応じませんので
その場合は強制執行されるように判決が出るかと思います。
とられるのもが無ければ怖くも何とも無いですね。
借金での裁判所の呼び出しを無視したら？知恵袋まとめの補足事項
- 裁判の呼び出しを無視するリスクについて
- 裁判所から呼び出しを受けた時の対処法
- 債務整理の方法は？
- 借金での裁判所の呼び出しを無視したら？知恵袋まとめの総括
裁判の呼び出しを無視するリスクについて
借金を滞納すると、債権者は返済を求めるために様々な手段を取ります。その一環として、裁判所に訴えを起こすことがあります。しかし、この裁判所からの呼び出しを無視すると、どのようなリスクがあるのでしょうか？
裁判所の呼び出しを無視するリスク
裁判所からの呼び出しを無視すると、裁判は債権者の主張通りに進行します。これにより債権者は「強制執行」の権利を得ます。強制執行とは、債務者の財産や給与を差し押さえる手続きです。具体的には、以下のようなリスクがあります。
- 預貯金や財産の差し押さえ: 銀行預金、不動産、車、さらには生命保険の解約返戻金までが差し押さえの対象となります。
- 給料の差し押さえ: 給与が差し押さえられると、給料の一部が直接債権者に送られます。これは借金が完済されるまで続きます。
- 社会的信用の失墜: 裁判所からの手続きにより、職場に借金の事実が知られることがあり、社会的信用が大きく損なわれる可能性があります。
実際の裁判手続きの流れ
借金の裁判手続きは段階的に進行します。まず、債権者から電話や郵便での督促が行われます。これらを無視し続けると、最終的には内容証明郵便による一括請求が届きます。それでも対応しなければ、裁判所からの特別送達郵便が届き、正式な裁判が始まります。
裁判を無視せず対応する方法
裁判所からの呼び出しを受けた場合、まずは無視せず、内容を確認し、適切な対応を行うことが重要です。具体的な対応方法としては以下があります。
- 債務整理を検討する: 債務整理には任意整理、個人再生、自己破産があります。これらの手続きは、借金の返済条件を見直し、減額や免除を受けることが可能です。特に個人再生や自己破産を申し立てると、裁判手続きが中断され、差し押さえを止めることができます。
- 時効援用を主張する: 借金の時効が成立している場合、時効援用を主張することで返済を免れることができます。ただし、これは債権者からの請求が5年以上行われていない場合に限られます。
- 弁護士に相談する: 法律の専門家に相談することで、自分の状況に最適な解決策を見つけることができます。弁護士は交渉や法的手続きを代理で行ってくれるため、安心して対処できます。
借金滞納により裁判所からの呼び出しを無視すると、財産や給料の差し押さえ、社会的信用の失墜など、重大なリスクが伴います。呼び出しを受けた場合は、無視せず迅速に対応し、必要に応じて弁護士に相談することが重要です。早期の対応が、借金問題の解決への第一歩となります。
裁判所から呼び出しを受けた時の対処法
借金の返済が遅れると、債権者から電話や手紙で督促が来ますが、これを無視し続けると、裁判所から書類が届くことがあります。今回は、その対処法について解説します。
訴状が届いた場合
訴状とは、債権者が正式に訴訟を提起した際に届く書類です。同封されている「口頭弁論期日呼出状」や「答弁書」を無視すると、債権者の主張がそのまま認められ、給与や財産が差し押さえられる危険性があります。期日に出席するか、答弁書を提出する必要があります。
支払督促が届いた場合
支払督促は、裁判所が債権者の申し立てに基づき債務者に支払いを求める書類です。支払督促を受け取ったら、同封の「督促異議申立書」を2週間以内に提出することが重要です。無視すると仮執行宣言付き支払督促が発令され、判決と同じ効力を持つため、給与や財産の差し押さえの危険があります。
書類の無視は禁物
裁判所からの書類を無視すると、給与や財産が差し押さえられるリスクが高まります。答弁書や督促異議申立書には提出期限があるため、早めに対処することが重要です。
弁護士への相談
裁判所からの書類を受け取ったら、すぐに弁護士に相談することをお勧めします。弁護士に債務整理を依頼すれば、裁判所からの書類の対応もしてもらえるため、自分で対処することに不安がある場合は弁護士に頼ると良いでしょう。
借金滞納で裁判所から呼出状が届いたらどうすればいい？
借金滞納で裁判所から呼出状が届いた場合、無視すると大変なことになります。必ず対応しましょう。時効の可能性を確認し、裁判中であれば分割払いを申し出ることもできます。無視して欠席判決が出ると、債権者の主張がそのまま認められ、差し押さえが実行されます。
支払督促の場合の対処法
支払督促が届いた場合は、すぐに異議申し立てをすることが必要です。異議を申し立てると、通常の裁判に移行し、そこで分割返済の交渉が可能です。
債権差押命令や競売開始決定の場合
債権差押命令が届いた場合、判決に基づくものであれば争う余地がありません。競売開始決定が届いた場合は、抵当権者と交渉し、不動産を売却するなどして競売を取り下げてもらう必要があります。
債務整理の検討
裁判を起こされた場合、多額の借金があるなら債務整理を検討すべきです。任意整理、個人再生、自己破産などの手続きがあります。時効の援用も一つの方法ですが、手続きには注意が必要です。
借金問題は早めの対応が重要です。裁判所から書類が届いたら、無視せずに対処し、必要に応じて弁護士に相談しましょう。適切な対応を行えば、差し押さえを回避し、借金問題を解決する道が開けます。
債務整理の方法は？
債務整理は、多額の借金を抱えた人が、その負担を軽減するための方法です。具体的には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つがあります。それぞれの方法について、初めての方にもわかりやすく解説します。
任意整理
任意整理は、借金を減らすために債権者と直接交渉する方法です。弁護士や司法書士が代理人となり、将来の利息をカットしてもらうことで、毎月の返済額を減らすことが可能です。裁判所を介さずに行うため、手続きは比較的簡単ですが、債権者の同意が必要です。
特定調停
特定調停は、裁判所が間に入って債権者との話し合いを仲介する方法です。簡易裁判所に申し立てを行い、調停委員の助けを借りながら返済計画を立てます。この方法も弁護士を依頼せずに手続きを進めることができますが、債権者の同意が得られない場合、調停は成立しません。
個人再生
個人再生は、裁判所に申立てを行い、借金の大幅な減額を認めてもらう手続きです。通常、借金は5分の1から10分の1程度に減額され、その後、3年から5年で返済します。この手続きは複雑で、多くの書類を準備しなければならないため、弁護士の助けを借りることが推奨されます。また、住宅ローン特則を利用すれば、持ち家を守りながら借金を整理することも可能です。
自己破産
自己破産は、返済能力がない場合に借金の全額免除を裁判所に認めてもらう手続きです。自己破産が認められると、すべての借金から解放されますが、その代わりに財産を手放すことが求められます。また、一定期間、信用情報に事故情報が登録され、ローンやクレジットカードの利用が制限されます。
債務整理の影響
債務整理を行うと、信用情報に事故情報として登録され、クレジットカードの利用や新たな借り入れが制限されます。これは任意整理、特定調停、個人再生、自己破産いずれの場合でも同様です。しかし、生活の再建を目指すためには、こうした制限を受け入れることが必要です。
債務整理のメリットとデメリット
各方法にはメリットとデメリットがあります。任意整理は手続きが簡単で、一部の債権者とだけ交渉することが可能です。特定調停は裁判所の仲介で公正な返済計画が立てられます。個人再生は大幅な借金減額が期待でき、自己破産はすべての借金から解放されます。一方で、どの方法も信用情報への影響があり、自己破産の場合は特に財産を失うリスクが伴います。
債務整理は、自分に合った方法を選ぶことが重要です。迷った場合は、専門家に相談することで、最適な解決策を見つける手助けになります。債務整理を通じて、生活の再建を目指しましょう。
参考
借金での裁判所の呼び出しを無視したら？知恵袋まとめの総括
- 裁判所からの呼び出しを無視すると欠席判決を受ける
- 欠席判決後、遅延損害金を加算した額の返済が求められる
- 財産開示制度で職場が判明すると給与が差し押さえられる
- 債権者が強制執行の権利を得る
- 銀行預金、不動産、車などが差し押さえられる
- 生命保険の解約返戻金も差し押さえの対象
- 給与が差し押さえられると、直接債権者に送金される
- 裁判所の呼び出しは債権者の主張通りに進行
- 職場に借金の事実が知られるリスクがある
- 社会的信用が大きく損なわれる
- 支払督促を無視すると仮執行宣言付き支払督促が発令される
- 仮執行宣言付き支払督促は判決と同じ効力を持つ
- 弁護士に相談することで最適な解決策が見つかる
- 弁護士に依頼すると裁判所からの書類対応も行ってもらえる
- 債務整理を検討すると借金問題の解決が可能